京進では、幼児部、小学部、中学部、個別指導に同一の指導方針を取っていますので、この京進の指導方針をしっかり理解することが京進への理解になるでしょう。

京進の指導方針とは、すなわち、「週実制」と「循環発展学習法」です。

週実制とは、週ごとのカリキュラムで学習を進め、週ごとのテストにより学習内容を確認するシステムのことです。京進では独自のシステムと謳っているわけですが、すでに塾業界ではこのシステムは各塾で打ち出され、すでに成果が上がる方法として定着しています。

中学受験では日能研のカリキュラムテストが有名ですが、1週間ないし、2週間に一度習った範囲の確認テストを塾生に課しています。年間でもかなりの数の確認テストがあり、1ヶ月ないし2ヶ月に一度、まとめのテスト(模試)もあります。京進でもこれと同じシステムが採用されており、呼び名が「週実制」であると考えればいいでしょう。

また、京進が採用しているもう1つの学習システム「循環発展学習法」とは、学習の基本=復習を最重視し、一直線に進む学習方法ではなく、螺旋を描くように授業、カリキュラムを進めていく学習法です。

これもすでに各塾でスパイラル方式などと呼ばれ、繰り返し繰り返しレベルアップしながら同じ単元を習うものとして採用されています。これら確認テスト(カリキュラムテスト)やまとめのテスト(模試)がなぜ京進に限らず、どの塾でも採用されているかというと、それは厳密にそのカリキュラムを実施すれば合格実績が出ることがわかっているからです。

1週間または2週間単位で習った単元を土曜日、又は日曜日にテストするのは生徒にとっては非常に苦痛です。がゆえに、特に中学受験においては膨大な量をこなす必要から、授業で教えられなかった問題は家庭学習として課され、かつそれが確認テストで出題されることから、塾内での落ちこぼれが出ているのが現状です。

現在、四谷大塚で使用されている予習シリーズを使用した予習型の塾は現在どんどん衰退の一途をたどっており、四谷大塚の提携塾で合格実績が伸びている塾はいずれも予習シリーズと塾独自のオリジナルテキストを併用し、予習に時間をかけさせずに復習に力を入れている塾で、現在中学受験で合格実績を挙げている塾のほとんどが復習型といっていいでしょう。京進も四谷大塚の提携塾ですから、そのあたりを世間の潮流とどう折り合っていくか、今後の合格実績が注目されるとろこです。

また、繰り返しレベルアップしながら習う単元、京進では「螺旋を描くように進む」と言っていますが、これができるかどうかは塾の先生の力量と家庭学習が必要になります。

こうしたことから、京進の指導方針は、塾業界のノーマルバージョンと言っていいかと思います。いずれの塾も合格実績を出せるシステムは公開され、皆知っている状態ですから、あとはそれをどれだけきちんとこなせるかを体験授業などを通じて先生と接触し、見ていく必要があります。あとは四谷大塚のカリキュラム、テキストをどう使用していくかですね。

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